●323 花賣女 はなうりめ 〇さえだもたわわにさける
表題:花賣女[花売女]
読み:はなうりめ
収録:(A)女子音樂教科書 教師用 巻之1 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1911(M.44).1.25=初 ◎Copy=(K2)
(B)N.T樂譜 18 大阪音樂學校楽友會 1924(T.13).7.20 ◎[A2-18] Copy=[P18]
(C)昭和實科女子音樂教科書 巻之1 永井幸次、田中銀之助編 大阪音樂學校樂友會 1933(S.8).12 ◎Copy=(K8)
(D)女子音樂教科書 巻之1 永井幸次,田中銀之助共編 大阪開成館 1909(M.42).5=初/1932(S.7).2=訂正再版 ◎[A3-27],Copy=(K78)
(E)田中銀之助作曲集 自主制作? ◎[A3-12],Copy=[Ka12]
(F)女子音樂教科書 巻之1 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1909(M.42).5.15=初/1912(T.1).11.25=訂正4版 ◎[A3-26],Copy=(K91)
記譜:(A)単声(伴奏付き) ト長調 4/8
(B)(E)同声三部合唱(伴奏付き) イ長調 4/4
(C)(D)(F)単声(伴奏なし) ト長調 4/4
インチピット:ソ|ドドレレ|ミソレレミ|ド
曲:ドイツ民謡(Volkslied)
編曲:(B)田中銀之助
詞:犬童球渓
※歌詞順序違いがある!
※表題の読みは、歌詞中で少女が「をとめ」だから女は「め」であろう
古来 女=め 少女=をとめ 少女子=をとめご 女(をんな)はをみなの変化
[詞] ※(A)女子音樂教科書より
1.さ枝もたわゝに咲ける
小萩(こはぎ)の花籠さげて
やちまたをちこち 花よや花よと
呼び來る少女子(をとめご)あはれ(繰り返し)
2.聞くからやさしき聲に
白菊黄菊をもちて
やちまたあちこち 花よや花よと
呼びゆく少女子あはれ(繰り返し)
[詞] ※(B)田中銀之助作曲集より (C)(D)(E)(F)も同様
1.さ枝もたわゝに咲ける
小萩の花かごさげて
「やちまたをちこち花よや花よと
よび來る少女子(をとめご)あはれ」(繰り返し)
2.白菊黄菊をもちて ※第2節と逆
聞くからやさしき聲に ※第1節と逆
「やちまたあちこち花よや花よと
よびゆく少女子(をとめご)あはれ」(繰り返し)
注)やちまた=八街 道の分かれているところ
をちこち=遠近 あちこち
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